2004年9月1日、北陸銀行と北海道銀行は、地域を金融から支えるという使命を全うするべく経営統合を果たし、唯一無二の広域地域金融グループとして「ほくほくフィナンシャルグループ」が誕生しました。以来、そのスケールメリットを最大限に活かすべく、経営基盤の統一化や連携を強化、グループとしての進化を図ってきました。現在では地方銀行グループの中で総資産規模5位に位置し、資金量は14兆円超、貸出残高も10兆円規模にまで成長しています。
足元の動きとしては、今年2月にグループの北海道における中核拠点である「ほくほく札幌ビル」が竣工、5月には2行の知見・経験を結集した高度なソリューション提供を目指し、子会社「ほくほくコンサルティング」を設立、営業を開始いたしました。
また地域に目を向けると、北陸においては北陸新幹線の敦賀延伸による経済効果、北海道ではRapidus社進出やGX金融・資産運用特区などの新産業効果が今後大きく見込まれ、地域のポテンシャルがこれまで以上に高まっています。
これまでの20年がそうであったように、これから先も当社グループの強みである「広域営業」「課題解決力」、そしてそれを支える「人材力」を磨きあげ、非金融面を含めた幅広いサービスの提供に努めていきます。そして地域・お客さまの夢や持続的な成長の実現に、信頼いただけるビジネスパートナーとしてしっかり伴走しながら、我々自身の企業価値の更なる向上を図ってまいります。引き続きご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。