DXの取り組み

Sustainability

DX戦略の全体像

職員を単純事務から解放し、前向きで楽しくワクワクできるシゴトへシフトしていくとともに、デジタル(=データ)を活用した精度の高いマーケティングによるお客さま満足度の向上を通じた収益力の強化、バンキング機能の外部提供や新技術領域で地域課題を解決していく金融グループを目指します。

効率化目線 収益強化目線

  1. 事務の再構築

    お客さまの口座開設や諸届、各種サービスのお申込など、従来ペーパー中心で行っていた業務を徹底的にデジタル化し、お客さま、職員双方の負担を軽減します。
    デジタル化するにあたり、店頭や渉外・アプリ・ATMなど、お客さまとの接点において、業務フローを極力簡略化・統一化し、どのチャネルでも快適にお手続きできるサービス導線を構築します。
    また、受付後の後続事務における処理も、ヒトによる処理からデータの自動処理に切り替え、従来事務処理に振り分けていた人的リソースを、フロント業務やサービス企画業務に配置転換することを目指していきます。

  2. デジタル技術を活用した新店舗の開発

    事務の再構築を通じて、従来店舗に必須だったインフラ設備を抜本的に見直し、省スペース、かつお客さまの居心地の良い新しい店舗のカタチを再定義していきます。
    省スペース化した後の店舗空きスペースは地域のために利用するなど、社会貢献度の高い事業への活用も検討していきます。

  3. アプリ機能改善

    個人のお客さま向けアプリ「北陸銀行ポータルアプリ」「どうぎんアプリ」を機能強化し、更に多くのバンキング(金融)手続きをアプリで完結できるようにします。
    また、非金融機能の強化も行い、お客さまの生活に役立つアプリを目指していきます。

  4. マーケティング高度化

    様々なお取引で得られたデータを活用し、お客さまが求めるサービスを分析することで、より適切に、より早く、より接点を持ちやすいチャネルで、より多くのお客さまに提案できるようにしていきます。
    そのために、お客さま情報のデジタル化を進めるほか、非対面で行う営業活動であるインサイドセールスの体制を強化していきます。

  5. 機能の外部提供

    インボイス制度や、マイナンバーカードの普及など、身の回りを取り巻くデジタル化の波は高く、大きくなっています。
    私たちは、グループ内業務のデジタル化にとどまらず、お取引先や地域へ、私たちのデジタル化に関する知見や技術を提供し、地域全体のデジタルライフの質向上や、生産性の向上に寄与していきます。

  6. 新技術領域の取込

    生成AIや、Web3.0技術等は、従来の銀行業務を大きく変革する可能性を秘めています。
    そういった新しいテクノロジーをテンポよく取込み、サービスや業務全体のデジタライゼーションを加速していきます。